初雪といっしょに見守ってる



悲しそうな空の表情が、なんだか胸に突き刺さった。



「空……?」


「…っもう、1日が終わるんだ…。また1日美空を見れる日が減るんだ…。
やっぱりさ、死ぬって不公平だよな…。」


「空…。…いいぞ、吐き出して。」



ポンと背中を叩いてやると、空は俺に寄りかかってきた。



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