初雪といっしょに見守ってる
儚い天使



「女バスこっちでーす♪」
「男バスはこっちでーす!!」



バスケ部は共同夏祭りをすることになってた。
そして、気づけば夏祭り。



「おー久々。夏祭り~!!」


「明るいね~。」



そして、俺らは見学に地上に。


夏祭りを盛り上げるために点けられている灯りは空から地上に降った星みたいだ。



雪乃の浴衣姿は、可愛くて。
そんな姿を見る男子を憎く思えた。…嫉妬だな。



「なんかイヤだよねー。アイツら全員呪ってやろっかな…。」


「それはいかんだろ。」


「ダーリンもそう思う?」


「うん。」



うなずくと、空は「やっぱりダメかぁ…。」と肩をおとした。


さすがに呪うのはいただけない。



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