同級生-Memories-
部屋を借りるのに必要な書類を二人で取りに行き、その足でクミの実家へと向かった。
平日と言うこともあり、お父さんは仕事で居なかったけどお母さんに説明すると喜んでくれた。
週末に改めてお父さんに報告に来ることを伝えてアパートへと戻り、引っ越しについて話し合って。
一緒に住むにあたり、二人でルールを作ったりする時間も楽しくて。
あっという間に時間は経ち、春が来てお互い社会人になる前に引っ越しをして新しい生活をスタートした。
初めのころはまるで新婚さんのようで、何をするのも新鮮で楽しくて。
お互いに持ち寄った家財道具だったので新しく買いそろえるものは少なかったけど、クミの希望でお茶碗とマグカップだけはお揃いのを新しく買いに行った。
「ふふ。かわいい」
テーブルに並べたお揃いのマグカップを眺めながら、うっとりしているクミが可愛くて。
「コーヒー入れようか?」
「あ、私が入れるね!」
俺が持っていたソファで淹れたてのコーヒーを飲みながら、これから始まる学生とはまた違った生活を語り合ったりした。
平日と言うこともあり、お父さんは仕事で居なかったけどお母さんに説明すると喜んでくれた。
週末に改めてお父さんに報告に来ることを伝えてアパートへと戻り、引っ越しについて話し合って。
一緒に住むにあたり、二人でルールを作ったりする時間も楽しくて。
あっという間に時間は経ち、春が来てお互い社会人になる前に引っ越しをして新しい生活をスタートした。
初めのころはまるで新婚さんのようで、何をするのも新鮮で楽しくて。
お互いに持ち寄った家財道具だったので新しく買いそろえるものは少なかったけど、クミの希望でお茶碗とマグカップだけはお揃いのを新しく買いに行った。
「ふふ。かわいい」
テーブルに並べたお揃いのマグカップを眺めながら、うっとりしているクミが可愛くて。
「コーヒー入れようか?」
「あ、私が入れるね!」
俺が持っていたソファで淹れたてのコーヒーを飲みながら、これから始まる学生とはまた違った生活を語り合ったりした。