同級生-Memories-
冬が来るころにはお互い仕事のペースもつかめてきて、急に遅くなることも少なくなってきた。
帰りが同じくらいになるときは、待ち合わせをして外食をしたりして。
社会人になってから、やっと恋人同士らしい生活を送れるようになっていた。
毎日一緒にいるのに、外で待ち合わせをするときの幸せな気持ち。
少しだけ照れくさいような、そんな気持ち。
俺もクミもなれない毎日だったけど、お互いが支えあって毎日を過ごしていた。
そんな順調な毎日もあっという間に過ぎて、2年がたったころ。
俺たちの気持ちは最高潮で、二人が付き合った記念日に籍を入れることにしていた。
結婚。
紙切れ一枚で何が変わるのか。
まだまだ若い俺たちにはわからないけど、ただ一緒に生活をするだけではなくて夫婦として過ごしたいと望んでいた。
「まだ卒業して2年でしょう?早すぎますよ」
「そうよ、何もそんなに急がなくても」
お互いの両親には反対されたけど、何とか説得しての入籍。
式も挙げずに、本当に紙切れ一枚でクミの苗字が俺の「飛田」という苗字に変わった。
帰りが同じくらいになるときは、待ち合わせをして外食をしたりして。
社会人になってから、やっと恋人同士らしい生活を送れるようになっていた。
毎日一緒にいるのに、外で待ち合わせをするときの幸せな気持ち。
少しだけ照れくさいような、そんな気持ち。
俺もクミもなれない毎日だったけど、お互いが支えあって毎日を過ごしていた。
そんな順調な毎日もあっという間に過ぎて、2年がたったころ。
俺たちの気持ちは最高潮で、二人が付き合った記念日に籍を入れることにしていた。
結婚。
紙切れ一枚で何が変わるのか。
まだまだ若い俺たちにはわからないけど、ただ一緒に生活をするだけではなくて夫婦として過ごしたいと望んでいた。
「まだ卒業して2年でしょう?早すぎますよ」
「そうよ、何もそんなに急がなくても」
お互いの両親には反対されたけど、何とか説得しての入籍。
式も挙げずに、本当に紙切れ一枚でクミの苗字が俺の「飛田」という苗字に変わった。