同級生-Memories-
帰宅してから、シャワーを浴びている彼に内緒でヤスにメールを送ってしまった。
いつの間に帰ったのか気になったのと、まだアドレスが変わっていないかが気になったのもあって我慢できなくて。
でも、なんてメールすれば?
今更彼に伝えることなんて何もないはずなのに。
新規作成の画面には彼の名前。
本文に『帰っちゃったの?』とだけ書いたところで、ジュンペイさんがシャワーを終えて出てきてしまったのでそのまま慌てて送信ボタンを押してしまった。
「クミもシャワー浴びておいで」
「あ、うん。そうするね」
携帯をカウンターの上に置いて、なんとなくジュンペイさんと顔を合わせることが出来ないままシャワーへと向かった。
熱いお湯を頭からかぶりながら、考えるのはヤスのことばかり。
そんな自分がすごく嫌で、シャワーをお湯から水に切り替えて頭を冷やした。
シャワーから出ると、一人でビールを飲んでいる彼と目が合って。
「クミも飲むか?」
「ううん、私疲れたから先に寝るね」
「そうか。俺も飲んだら寝るよ」
一緒に生活すると言うことは、一人の時間がなくなるってこと。
そんな風に思ってしまう私は、結婚なんてしちゃダメなのかも。
いつの間に帰ったのか気になったのと、まだアドレスが変わっていないかが気になったのもあって我慢できなくて。
でも、なんてメールすれば?
今更彼に伝えることなんて何もないはずなのに。
新規作成の画面には彼の名前。
本文に『帰っちゃったの?』とだけ書いたところで、ジュンペイさんがシャワーを終えて出てきてしまったのでそのまま慌てて送信ボタンを押してしまった。
「クミもシャワー浴びておいで」
「あ、うん。そうするね」
携帯をカウンターの上に置いて、なんとなくジュンペイさんと顔を合わせることが出来ないままシャワーへと向かった。
熱いお湯を頭からかぶりながら、考えるのはヤスのことばかり。
そんな自分がすごく嫌で、シャワーをお湯から水に切り替えて頭を冷やした。
シャワーから出ると、一人でビールを飲んでいる彼と目が合って。
「クミも飲むか?」
「ううん、私疲れたから先に寝るね」
「そうか。俺も飲んだら寝るよ」
一緒に生活すると言うことは、一人の時間がなくなるってこと。
そんな風に思ってしまう私は、結婚なんてしちゃダメなのかも。