永遠の愛を君に────…sweetーtime
「そうだな…考えてみる」


「じゃあ、明日店休みだから、また明日話そう…」


そう言って私はテーブルの上の缶ビールなどを片付けようとした


卓が寝室に入っていくのを見る


「私の勘違いなの?」


安心したのも束の間…


私は卓が脱いだコートに引っ掛かり、つまずいた


「キャッ…」


ガランゴロン!


転びはしなかったが、持っていた缶を落としてしまった


幸い中身は空っぽ


「良かった〜入ってたら掃除が大変だったよ…」


私は缶を片付けて、卓のコートを持ち上げ、ポケットの中に手を入れた


「もう…卓ったら…」





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