永遠の愛を君に────…sweetーtime
♪♪♪


テーブルに置いたままの携帯が鳴る


「はい…」


「今から帰るよ」


「うん」


それだけの会話


「急いで作らなきゃ!」


私はピアスのことは考えないようにして、キッシュとスープを作った


ガチャ


「ただいま」


「おかえり」


卓がリビングに入ってくる


「渡してきた」


「何て?」


「わかりましたって」


「そう…じゃ、明日から何するか決めないとね」


私は出来るだけ、普通に接しようとした


「食べる?」


「食べるよ」


二人はお互い、ぎこちないのを悟られないように接した





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