永遠の愛を君に────…sweetーtime
「それは、あなたには別に運命の人がいるからだと思わない?」


「…はい…」


ココで私は決定的な言葉を発した


「私の運命の人は卓…卓の運命の人は私…あなたじゃないの。それは誰にも変えられないのよ」


「……はい」


彼女の目から涙が溢れた


「すみません…実は私…最近別れたんです…クリスマス前で…どうしても…寂しくて…それなのに…大学で人気の…先生の奥さんが…カフェ出すって…初めて見た泉さん…幸せそうだった…先生に愛されて…羨ましかった…」


泣きながら一生懸命話そうとする


「私が羨ましかったから?卓の事…どう思ってるか聞かせて。本当の気持ち…」




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