永遠の愛を君に────…sweetーtime
デパートは近くに見えたが、これ以上、小林の怪しい誘いに乗るワケにはいかない


「ありがとう…でもな…俺は結婚してるんだ。泉が悲しむことはしたくないし、絶対にしない!」


「そうですか…わかりました。私、イブにフラれちゃったんですね…」


「小林ならすぐに彼氏が出来るよ」


「………っ…ひっ…く…」


はぁ?何泣いてんだよ…


キィ〜めんどくせ〜


しかし俺は先生だ…


「どうした?」


泣き続ける小林を置き去りに出来るハズもなく、必死で声をかけた


「おい!泣くなって」


「すみま…せ…ん」


そう言うが早いか小林は俺に抱きついてきた




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