永遠の愛を君に────…sweetーtime
「わかってるよ。ごめん」


会話が続かない…


「泉の弁当見せて」


「いいよ。何食べたい?」


俺は泉の弁当からいくつかおかずを取り、口に運んだ


「やっぱり旨い!」


「早く帰っておいで。たくさん作ってあげるから」


俺はこらえていた涙が出そうになった


「ちょっとごめん…トイレ」


泉に泣きそうなのを気付かれないように、個室内にあるトイレへ


「もう…食事中なのに…」


そう呟く泉の声が俺の耳に届いた





< 293 / 411 >

この作品をシェア

pagetop