永遠の愛を君に────…sweetーtime
泉が戻ってきた


「はい…」


泉はコーヒーを差し出す


俺は無言で受け取った


「ケーキ食べる?」


「ああ…」


泉の凄いところはココ!


泣いたカラスがもう笑うって感じ


さっきのことは何もなかったように、普通に元気に振る舞うトコ…


俺ならいつまでも嫌な気分でウジウジしてるな…


「卓?何がいい?」


泉は俺の顔の前でケーキの箱を持っていた


「あ…ああ…ごめん」


気付かなかった…





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