永遠の愛を君に────…sweetーtime
「お話の仕方ですが、いきなりだと戸惑ってしまいますし、暗く話すと嫌な空気になりますし、かといって冗談みたいに言うのもどうかと思います…いつもの口調で、相手が話しやすいようにしてあげてみてくださいね」


「はい…ありがとうございました」


でも、私の目からは涙が溢れ、卓を誤魔化すことが出来るか心配だった


そんな気持ちを察したのか、看護師はずっと私の背中を擦ってくれている


どのくらい時間が経ったのだろう


少しだけ気分が落ち着いてきた





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