永遠の愛を君に────…sweetーtime
二階に上がった私は、テーブルの上の花束を見つけた


「もしかして…卓?」


私は花束を持ち上げた


チリンチリン…


「優しい音…」


今までの怒りが嘘のように消えていく


私は急いで階段を下りて奥の部屋に向かった


「卓!」


あれ?いない…


「お姉ちゃん、卓は?」


「そういえば、さっきあんたが二階に行った時に裏口で音がしたような…」


「嘘!卓?出て行ったかも」


「え?あんた達…何やってんのよ〜」





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