脱!? レンタルな関係。+for happy X'mas!+
*要×流川
☆*:・°★*:・°
★*:・°
「まるでカエルだな……」
呼び出された道の途中で、伸びきったカエルオンナを背中から引き取ると、
「ホントに」
と言った要は肩を回して笑った。
「唯衣、重くなったような気がするんだけど」
「……そうか?」
「ちょっと太ったのかな」
「腹が出てきたとか言ってたけどな、この前」
「あはは」
黒目がちな目を細めて笑う顔に、若干イラッとしたのはなぜだろう。
重くなった、なんて感じることができるのは、
コイツの重さをその手で計ったことのあるヤツだけだ。
「確認したけど、そうでもなかったけどな」
……何のアピールをしてるんだ、オレは。