脱!? レンタルな関係。+for happy X'mas!+
*ぶっ飛び!
☆*:・°★*:・°
★*:・°
「う~……寒いよぉ」
電車を降りると、寒さはさらに増していた。
コートの襟を立てて、腕組みをして、前かがみになりながら歩くアパートまでの道。
うつむいていた私の視界に、くるくると回る赤い光が飛び込んできた。
「ん?」
通りの向こうに目をやると、
消防車を取り囲んで、なにやら人だかりができている様子。
「もしかして、火事? っていうか……ええっ?」
あの辺、私のアパートがあるんですけど!
まさか、私のアパートが火事?
「いや、そんなわけないでしょ」
よく見ると、火の気はないみたいだし。
でも消防車が来ていることは確かだから、
あの辺でなにかが起こってることは事実だよな……。
「え~、なんだろう」
小走りをして現場に到着。
人だかりの後ろから背伸びをしてよ~く目を凝らすと……。
「ええええええっ!!??」
そこから左折したところにある私のアパートが……
アパートの壁が……
なくなっていた。
★*:・°
「う~……寒いよぉ」
電車を降りると、寒さはさらに増していた。
コートの襟を立てて、腕組みをして、前かがみになりながら歩くアパートまでの道。
うつむいていた私の視界に、くるくると回る赤い光が飛び込んできた。
「ん?」
通りの向こうに目をやると、
消防車を取り囲んで、なにやら人だかりができている様子。
「もしかして、火事? っていうか……ええっ?」
あの辺、私のアパートがあるんですけど!
まさか、私のアパートが火事?
「いや、そんなわけないでしょ」
よく見ると、火の気はないみたいだし。
でも消防車が来ていることは確かだから、
あの辺でなにかが起こってることは事実だよな……。
「え~、なんだろう」
小走りをして現場に到着。
人だかりの後ろから背伸びをしてよ~く目を凝らすと……。
「ええええええっ!!??」
そこから左折したところにある私のアパートが……
アパートの壁が……
なくなっていた。