脱!? レンタルな関係。+for happy X'mas!+
「……」
「何してんだよ。早く。マッサージ」
「……このぉ……」
ドS流川!!!
「くすぐってやるからっ!」
「そんなことしたら追い出すからな」
「くーーーっ!」
ぴしゃっと背中を叩くと、
「5分延長な、今ので」
「ううう……」
またからかって!
くそくそくそっ!
勝てない自分が悔しいったら。
もう……、ホントにくすぐってやるっ!
「ていっ!」
馬乗りになって。
こちょこちょこちょっ。
「だっ! おいっ!」
「どうだっ、流川!」
「おまっ、やめろって」
「うりゃうりゃうりゃー!」
「っ、このっ……」
がはっと、カラダを起こした流川の反動で、
「ひょえっ」
仰向けに吹っ飛んだ私。
「コノヤロー……やりやがったな」
立場逆転。
「きゃっ……」
私の上を四つん這いでまたいだ流川に、両手でぐっと腰をつかまれた。
「やっ……」
「オレをくすぐるなんてイイ度胸だな」
「ご、ごめっ」
「ヤられたらやり返す」
「ひっ……」
「それがオレだぞ? 分かってるだろ?」
「ごめんっ、ま、マッサージしますっ」
「その前におしおきだ」
流川の手……じゃなくて。
唇が、
首筋をはった。