脱!? レンタルな関係。+for happy X'mas!+

「やっ、な、なにすんのっ！　えっち！」



ブラジャーだけになった上半身に、あわてふためいた私。



「着替えろよ。びしょびしょだろーが」


「だっ！　じじじ、自分でできるからっ」



カエルでカラダを隠そうとして手を伸ばすと。



「あっ、きゃーー!!」



カエルに手が届く前に、腰をぐいっとつかまれて。


履いていたスカートを、するっと脱がされた。



「や、や、やだっ」


「暴れんなって」


「離してよっ、えっち！」


「着替えさせてやってんだろ」


「だから自分でできるってばっ！」



足をバタバタ動かして抵抗すると、



「久しぶりに会ったんだから、言うこと聞け」



両腕をぐっとおさえこまれて、ソファに寝かされた。



「みっ、見ないで、よ」


「お前が大人しくしねーから悪いんだよ」


「さ、寒いしっ」


「濡れた服着たままじゃもっと寒いだろ？」



ん？　と眉を上げた流川は、



「こうしてれば、直ぐにあったまるから」



そう言って、上からぎゅっと私を抱きしめた。