脱!? レンタルな関係。+for happy X'mas!+
「////……」
「どうした? 赤い顔して」
「も、な……んで、そんなイジワル、なの?」
「こういうことしたかったんじゃねーの? お前」
「む、むぅぅ……」
くやしいが図星。
「かまってオーラがバンバン出てんだよ、お前。分かりやすくて笑える」
「だだだ、だったらっ、イジワルしてオーラとは違うでしょっ」
「同じだろ、どっちも」
「ちがっ、」
……わないか……。
「もーーっ!」
「で、聞きたいことと話したいことって何だ」
「え?」
「あるんだろ? イロイロ」
「あ、はい。あります」
……散々からかっといて、これだもんな。
だいぶ慣れたと思ってたけど、もっと免疫つけないとダメかも。流川のSに。
「どこから話しましょうか」
「んなのお前が考えろよ」
「う~んと、」
まだ唇に残る流川の余韻をぎゅーっと遠いところに押しのけて、
カエルを抱いた私は、流川が日本を経ってからのことを思い返した。