脱!? レンタルな関係。+for happy X'mas!+

その間に、履いていたスエットもスルスルっと脱がされて。


完全に、下着姿になってしまった私。



「ううう……」



か、かなり恥ずかしい。


隣に寝てるカエルを引っ張って、カラダをガードすると、



「それじゃ見えねーだろ。どけ、カエル」



ひょいっと取り上げられた。



「白か」



上から下に、ゆっくりと動かされる視線。


っていうか、そんなにじっくり見ないでくださいっ。



「生クリーム、ってところか」


「……へ?」



す、すごい。


さすが流川。読んでる。



「食べてください、っていうことだよな?」


「た、たべ、やべっ」


「ちゃんとしゃべれって」


「うぉっ、お、おい」


「ぶ」


「おおお、おいしく、ない、かもしれませんが、」


「ふっ」


「プレゼントですっ!」



……だ、ダメだ、私。


ホントに色気ない……。



だけど。


流川が欲しいって言ってくれるなら。


ちょっとは気のきいた言葉を……。



「た、食べ、て……?」



だーーーっ!!!


自分で言って、本気で恥ずかしんですけどっ。



顔をそむけて隣を見ると、カエルまで私を見て笑ってるし。


< 313 / 404 >

この作品をシェア

pagetop