脱!? レンタルな関係。+for happy X'mas!+
*というわけで、決定
☆*:・°★*:・°
★*:・°
「いったい何をしたんだ、お前」
それから1時間以内でやって来た流川はアパートを見てまず目を見開き、
私を見下ろして眉根をよせた。
「いや、私のせいじゃないから」
「じゃあ、なんの冗談だ、これは」
「……冗談だったらよかったよ、私だって」
「お前が大変なことになってるって言われたから来てみれば……大変なのはアパートじゃねーか」
「え? 私?」
流川の言葉に首をかしげ、麻紀のほうへ顔を向けた。
麻紀はと言えば、「な~に?」みたいな表情でニヤニヤしている。
麻紀……。
アンタいったい、流川にどんな説明したわけ?
「爆弾でも作ってたんじゃねーだろうな。なんでお前がピンピンしてんだよ」
「だから……私のせいじゃないんだってば」
「カラダはなんでもないんだな?」
「……え?」
「……ったく」
なんとなく、流川の顔色が青ざめている。
そういえば……息も荒い感じ。
麻紀がどんなことを言ったのかはわからないけれど、
もしかして……私になにかあったと思って、急いで来てくれた?