脱!? レンタルな関係。+for happy X'mas!+
「じゃあ……覚悟しろよ」
「ふ……ふぁいっ」
「ふ」
さっきまでなかなか色っぽかったのに、
やっぱりこういうところはお前だよな。
軽くキスをすると、
おずおずと差し出した手のひらを胸に当ててきた。
……少し冷えてるな。
まあでも、すぐに温めてやる。
指をからめてカラダを落とすと、
「……てっ」
「? どうしたの?」
「……何でもない」
コイツに蹴られた尻が痛んだ。
「なんか痛そうだけど」
「何でもねーって」
「?」
悟られないように、今度は長く口づけると、
「ぷはっ……へへ……」
嬉しそうに笑いやがって。
まあいい。
お前はそうやってのん気に笑ってるほうが。