脱!? レンタルな関係。+for happy X'mas!+
「そういうわけだから、まあ我慢しろ。
ここにいる間、いろいろやってくれるって言ってるから、お前の仕事も減るだろ」
な? と首をかしげられて。
言葉を失う私。
そういう問題じゃないんですけど!
大変だぞたぶん、とか、
激しいからな、とか、
どうなるか分からないから、とか言ってたのって……このことだったんだ。
一人で勘違いしてた私っていったい……。
また私をからかって楽しんでたんだ……。
流川の超ドS!!
「バカ流川……」
ぼそっと口にすると、
「ちょっと! ナオちゃんにバカってなによ!」
吠えるオネエマン。
「腹へったな」
てんであべこべのセリフを吐いた流川。
「あ、アタシがなにか作るわ。今日はお店も休んできたし。ちょっと待っててね、ナオちゃん♪」
「……」
これからどーなっちゃうんだろ、この共同生活。
その後は、オネエマンの作ってくれたご飯を3人で食べて。
それがまた美味しかったから、私は余計に凹んだ。