ねえ、大好きだよ。
私は男子と話すのが苦手。
そんな私に
「菜津〜悪いけど、教科書見せてくれる?忘れた〜」
そう言って話し掛けてきた璃玖。
「…あ、うん、いいよ」
ちょっとびっくりしながら返事する私。
1時間目の英語
一緒に教科書をみた。
とにかく優しくて、私が解らないところを教えてくれた。
時に…からかって私を笑わせてくれる。
それで私の心は…璃玖に夢中になってしまった。
こんな気持ちはじめてだった。