僕等は彷徨う、愛を求めて。Ⅱのレビュー一覧
「愛」と「生」。 思い悩むのはきっと小さかれ大きかれ誰だってある。 でも、たくさんの葛藤と秘密を抱えた4人が出逢って過ごしていく中で大切な物を気づかせてくれる物語。 本当に、終始沙絢様の世界に惹きこまれ圧倒される作品です。 何度も読み返し、宝物にしたいくらい大好きで、まさに、私を変えてくれる小説です。 素敵な物語を書いてくださり、本当にありがとうございました!
ただ、愛されたくて。 誰より大切な人に。 誰より大好きな人に。 誰より感謝してる人に。 ――ただ、愛して欲しかった。 だけどそれを口には出せなくて。 見栄を張り、虚勢を張り、嘘をついた。 普通なんてものはないんだと思っていた。 愛してるのに愛してると言えなかった。 だから愛を求めた――……。 だけど、ずっと探していたものは、ここにあったよ。 探し求めていたものの在りかは、自分が一番よく知っていたよ。 諦めないで。 前に進んで。 止まってもいいから。 前に、進み続けて――。 私はもう、独りじゃない。 僕等は彷徨う、愛を求めて。Ⅰと一緒に読むことをおすすめ致します。 沙絢さんには心からの感謝を尊敬の意を。 ――手を繋いでいてくれるから、進めるんだ。
ふと僕愛が読みたくなり野いちごを検索して2度目の登録をしました。 見たことないタイトルがあったので読んだら、君愛をよみたくなって、他の作品も一通り読んでから、最後に僕愛を読みました。 三年、四年前に読んだときよりもっとしっかり深く読めた気がします。 あの頃は、こんな高校生活ができたらどんなに楽しいんだろうと思い、 今は、高校生活を思い出して、思い出にに浸って懐かしんだり。 あの時も、今も、読み終わったとき 今を大切に生きようと思えるお話でした。 僕愛の後編を読ま始めるとき800字越えだから 沢山よめるなとウキウキしながら読みはじめたのですが、すぐ読み終わってしまい、 なんだかすぐ画面を閉じれずにいたので 文書を書くのが下手くそだけど、レビュー書かせてもらいました。 また次の作品で沙絢さんに会えることを願ってます。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
愛ってなんだろう。 人と人との繋がりによって想い合い、友情や愛情が芽生え。 時に繋がりによって、憎悪や哀切が生まれる。 人はひとりでは生きられない。 だから誰かと繋がりを持ち、支え、支えられ、時に傷つけ傷つけられる。 愛を求めてさ迷う物語は、本当に胸打たれることばかりでした。途中幾度となく涙を溢しました。懸命に生きようとする“僕ら”に。 生きることや人を想うことが、これほどなまでに愛しい。 そんな気持ちにさせてくれる瑞々しい作品です。 二部作品になっていますが、最後まで読んで欲しい。 大切なことを沢山教えてくれます。とてもおすすめです!
読み進めていくうちに、 まさかまさかの連続で、 どんどん「次へ」を押す指が止まらなくなりました! わたしもこの4人に混ざりたーい ってすごい思いました(^^) 彗のあの独特な雰囲気、大好きです(><)
この作品涙なしじゃ読めません!! もう何回読み返してもその都度教えられることばかりです! 特にしきのターンが気に入ってます!! これからも頑張って下さい
きっと僕らは、彷徨いながら生きている。 きっと誰もが、何かを抱えながら。 見えない出口に、ゴールに。得体の知れない感情の渦に押し潰されてしまいそうになりながらも。幾度となく。 ―… 何を、求めて? それは…、どこにある? 沢山の感情を、くれた作品。 顔を上げて前に進む力を、くれた作品。 …決して、スムーズになんて書けなかっただろう。そんな沙絢さんの想いや言葉を、是非とも多くの方に読んでもらいたい。 想いが詰まった、1500ページ。 前編含め、是非、ご一読を◎
何かを守るために別のものを壊す。 それは悲しいくらい簡単な事だけど。 失いたくないものが多すぎて私たちはそれをできない。 どれくらいその人を信じていいのか、信頼性を、距離を測りかねて。 一瞬で判断を下す事ができないから難しい。 そこにできた壁をどうやって壊すのかはその人たち次第で。 この小説を通して、数え切れないほど様々な事を考えさせられました。 他の方にも、ぜひとも読んでいただきたい作品です。
読みながら何度涙したか分からないぐらい、泣きました。 4人の想い…辛さ,苦しみ,悲しみ、葛藤が凄く伝わってきて読むのが辛くなるぐらい感情移入してしまいました。笑 弱さ,ずるさ,汚さ…誰にだってある面だけれど一人一人の感情や想いが凄くリアルで夢中になって読んだぐらい… 沙絢さんの小説、大好きです。 これからも頑張って下さい^^
私の価値観を変えてくれたお話です。 凪たちと一緒に少しは成長できたかな、と思います。 大切なこと、忘れたくないことが沢山詰まってます。 素敵なお話をありがとうございました。
あなたを愛したくて、あなたに愛して欲しくて。 押し付けるばかりじゃ駄目。 求めるばかりでも駄目。 難しいように聞こえるけどそれはきっと簡単で 伝えるのが怖くたって向き合うのが怖くたって、臆病な自分を支えてくれるみんながいるから、 きっと前を向いて行ける。 それぞれが違う道を歩いて行くうちに誰かが立ち止まってしまっても、振り返って手を差し出してくれるみんながいるから、 きっとまた踏み出せる。 何度躓いたって、 遠回りしたって、何度だって立ち上がって前に進めばいい。 ――だってほら、 僕等は1人だけど、独りじゃないから。
僕愛だいすきです!作品は完結しちゃったけど4人はまだまだこれからですね!途中読んでて苦しかったり悲しかったりしたけどやっぱり最後は良かったです!!!お疲れ様でした!
どんなに想っても 想っても 言葉に出来ない想いを 差し伸ばされた手を 手を差し伸ばす勇気を 独りじゃない 自分らしさを 目には見えない絆を その繋がりを教えてくれる人たちがいた。 自分らしくあるために 痛み負いながら 傷を隠しながら それでも彷徨い続けるその先に その果てに 何を見つけられるかな? 迷いながらも探し求めたものは? その場所は? きっと 最後には その場所を見つけられるんじゃないかな。 気づけるはずだよ。 "ココだよ"って。 目には見えない大切なモノを 沙絢さんが これほどたくさんの言葉にして紡いでくれたこの作品に ぜひ触れてみてください。 言葉のひとつひとつが それぞれの色に光放っていますから。
僕愛第二部のキーワードは〈愛〉 そして前回の僕愛第一部のキーワードは〈生〉 4人の男女それぞれが複雑な想いを抱えて始まる同居生活 過去から未来へ 4人の子供達が、親、友達、知人をも巻き込んで、それぞれが持つ闇にぶつかっていく 4人が抱えている闇とはいったい何か? とても、読み応えのある素晴らしい作品でした(^O^) 読まれる方は僕愛Ⅰの方から是非!! とてもオススメな作品です!!
[僕愛]後編で語られるのは、祠稀と凪の心の闇。 愛される事に臆病で。愛して欲しいという気持ちに貪欲で。相反している様にみえるけれど、根っこは同じ。 だから、こそ 誰よりも焦がれた。焦がれたが故に、疵付いて道を踏み外してしまう事もあるでしょう。 それでも、そうやって 傷付いて 押し込めて 曝け出して 泣いて、泣いて、泣いて、 最後は笑って。 ゴールなんて、きっと生涯訪れる事は無いのかもしれない。けど、一歩、一歩、歩いて来た道に嘘偽りなんてないから。 駄目な事も哀しい事も、温かな事も幸せな事も、全部、ぜんぶ。全てを纏って“今”の自分が居る。 出会えた、厳しい人に感謝を。出会えた、優しい人に感謝を。人と人との繋がりを、こんなにも愛おしいと思わせてくれる作品は初めてでした。 今、言える言葉は一つだけ。 “ありがとう”を心から