年上の先生
次の日、
彼女は学校を休んだ。

空き時間や昼休みに、
家や携帯を鳴らしたが、
出て貰えなかった。

前の学校でも、
こんな事は何度もあったが、
俺が真剣に向き合うと、
生徒は心を開いてくれた。

だけど今回は違う。

説明をするのは難しいけど、
それだけ彼女に惚れた。

妻と重ねているかも
知れない。

その日の晩。
彼女に家に向かった。

何度チャイムを鳴らしても、
出てはもらえなかった。

そして時計が9時を
指した時だった。

彼女がスーパーの袋を
持って現れた。

・先生サイド終わり・
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