年上の先生
夕方まで泣いた私は、
そのまま公園に行った。

家族で良く来ていた、
公園だ。

「どうして・・・。」

そんな言葉が出てくる。
そして頭の中で、
リピートされる言葉がある。

「正解だ!!」

先生の言葉が、
何故か残っている。

まだ数ヶ月しか会っていない
先生が私の心に、
入り込んでいた。

けど、
20も離れた結婚をしている
先生を頼りたくない。

自分が傷つくのが、
分かっているから。

夜空が真っ暗になり、
スーパーで買い物をして、
家に帰ると、
先生が玄関前で待っていた。
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