年上の先生
やっと退院して家に入ると、
信二は私を抱っこして、
ベッドに運ばれた。

そして、ベッドに寝かされて、
私の服を全て脱がせた。

「ちょっと・・。」

「ゴメン。我慢出来ない。」

信二は私の右胸の傷に、
何度もキスをしてきた。

「あ・・。」

「感じる?」

無くなったはずなのに、
何故か凄く感じた。

「いい?」

「うん。」

私の中に信二が入ってきた。

私は涙が止まらず、
信二は動く事を止めた。

「痛いのか?」

「うんん。
嬉しすぎてゴメン。

初めて信二と結ばれた時より、
嬉しさが溢れてきたの。」

私の流れる涙を、
信二は唇で受け止めてくれた。
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