Happy Road
・・・由・・・
「ごめん。好きな人いるから」
ここは学校裏。
俺は菊田彩夏(きくたあやか)に告られていた。
これで7回目くらい。
正直言ってうんざりしている。
親友になった富宮優馬(とみやゆうま)は
うらやましがっているが。
俺の事を好きな人は1クラスに10人はいるらしい。
そのせいでうんざりするほど告られていたのだ。
「ひどい・・・・・最悪…」
菊田は泣きながらそう呟き走り去ってしまった。
あのひと、苦手だったんだよ・・・
ひどい断り方しないと付きまとわりそうだし。
それに、こっちもこっちで最悪だし。
俺はため息をつきながら優馬の待つ教室に戻ろうとした。
そのとき・・・・
ドカッっ
何かがぶつかる音がした。
とっさに柱に隠れる。
すると、音楽室から怒鳴り声が聞こえた。
「てめぇ・・・ふざけんじゃねーぞ」
川田の声だった。
怒りに満ち溢れている声で、俺でも怖かった。
「ご・・・・・ごめんなさい・・・」
さっき俺に告った菊田が声を震わせ謝っていた。
すすり声も聞こえてきた。
泣いているのだろうか…
「この中の誰かと由君がくっつかないとあいつを苦しめられないでしょこれで何回失敗してんのよ」
川田がとどめの怒りを菊田にぶち当てたようだ。
川田がこんなに怖くなるとは思わなかった。
何が原因でこうなったのかもわからない。
けれども一つの原因としては俺も入ってるはずなんだ…
そのことを英菜ちゃんに伝えるために保健室に戻った。
優馬には悪いけど。
「ごめん。好きな人いるから」
ここは学校裏。
俺は菊田彩夏(きくたあやか)に告られていた。
これで7回目くらい。
正直言ってうんざりしている。
親友になった富宮優馬(とみやゆうま)は
うらやましがっているが。
俺の事を好きな人は1クラスに10人はいるらしい。
そのせいでうんざりするほど告られていたのだ。
「ひどい・・・・・最悪…」
菊田は泣きながらそう呟き走り去ってしまった。
あのひと、苦手だったんだよ・・・
ひどい断り方しないと付きまとわりそうだし。
それに、こっちもこっちで最悪だし。
俺はため息をつきながら優馬の待つ教室に戻ろうとした。
そのとき・・・・
ドカッっ
何かがぶつかる音がした。
とっさに柱に隠れる。
すると、音楽室から怒鳴り声が聞こえた。
「てめぇ・・・ふざけんじゃねーぞ」
川田の声だった。
怒りに満ち溢れている声で、俺でも怖かった。
「ご・・・・・ごめんなさい・・・」
さっき俺に告った菊田が声を震わせ謝っていた。
すすり声も聞こえてきた。
泣いているのだろうか…
「この中の誰かと由君がくっつかないとあいつを苦しめられないでしょこれで何回失敗してんのよ」
川田がとどめの怒りを菊田にぶち当てたようだ。
川田がこんなに怖くなるとは思わなかった。
何が原因でこうなったのかもわからない。
けれども一つの原因としては俺も入ってるはずなんだ…
そのことを英菜ちゃんに伝えるために保健室に戻った。
優馬には悪いけど。