空をなくしたその先に
「捕まらないことを祈っているけど……。
捕まってしまったとしたら、
ディオはともかく、
あたしは確実に地獄行きね」
薄く笑って、ダナは身を翻した。
「機体の修理、手伝ってくる」
サラとディオに軽く手をあげて、格納庫へと向かう。
残されたディオは、
どうしたものかとサラとダナの後ろ姿に交互に目をやった。
これから、どうしたらいいのだろう。
船の中はうろうろするなと言われているし、
ダナに続いたところで邪魔物扱いされるのがオチだ。
立ったままバスケットをあけて、中をのぞき込んでいたサラが口を開いた。
「することないなら、ジャガイモの皮むきでもする?」
捕まってしまったとしたら、
ディオはともかく、
あたしは確実に地獄行きね」
薄く笑って、ダナは身を翻した。
「機体の修理、手伝ってくる」
サラとディオに軽く手をあげて、格納庫へと向かう。
残されたディオは、
どうしたものかとサラとダナの後ろ姿に交互に目をやった。
これから、どうしたらいいのだろう。
船の中はうろうろするなと言われているし、
ダナに続いたところで邪魔物扱いされるのがオチだ。
立ったままバスケットをあけて、中をのぞき込んでいたサラが口を開いた。
「することないなら、ジャガイモの皮むきでもする?」