嘘つき彼氏


「俺、あげはが本気で好きだ……。」




ウソ……



「信じてもらえないかもしれない……ってか最低なことしてたから信じてもらえないこともわかってる。
でも好きなんだ、あげは。………あげはだけが好きなんだ。」




そう言ってさらに強く私を抱きしめた



ねぇ――恭。私あなたを信じたい。


こんなに大好きなんだもん。



私はゆっくり恭の背中に腕を回した




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