嘘つき彼氏


私はその夜恭のマンションに走った



しかし何時間待っても恭は帰って来なかった




寒さがいつもより身体にしみる



恭…………


恭………………




ずっと恭のことばかりを考えていたけど恭が帰ってくることはなく私は一旦家に帰った



ごめんなさい……




ごめんなさい………




帰る途中、冷たい涙が頬をつたった




< 221 / 379 >

この作品をシェア

pagetop