嘘つき彼氏


「もう下がったと思うよ。ありがとね。恭。」



すると頭を軽くポンポンとしてベッドから出た


「んじゃなんか朝ご飯作るわ。」



「えっ!?恭って料理できるの!?」



「イヤ。できない。」


できないって………



そんなスパッと言われても……




「でも病人に作らせるわけにはいかないだろ?だからお前は寝とけ。できたら呼ぶから。」



そう言って寝室を出ていった。



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