嘘つき彼氏


その言葉でクラスの奴らが俺を見た



すると佐土原が俺の耳元で


「ちょっとイジメればすぐに別れるかと思ったんだけど。計算違い。」



クスッと笑う顔に胸がムカムカした



「ねぇ―恭くん?私のお友達に頼んであげはちゃんをレイプさせたっていいんだよ。立ち直れないぐらいに。」



「……お前。」



「ねっ♪これ以上あげはちゃんが傷つくのはイヤでしょ?」


「…………何が望みだ。」



「別れてよ。んで私と付き合って。」



本気で女を殴りたいと思ったのは初めてだ。



< 280 / 379 >

この作品をシェア

pagetop