嘘つき彼氏


「まぁ―ゆっくり今日1日考えてよ♪どうせ結果は決まってるけど♪」




そうクスクス笑いながら教室を出て行った



俺は放心状態のままあげはの待つ屋上に向かった



「もぉ―恭。遅いよ―。はい♪お弁当♪」



そう言って弁当を渡してくる


その時チラッと見えたんだ

ヒジのところにある傷跡を。


「あげは……それ…。」



「あっ!?これ?これは………さっきこけちゃって。」


そう笑いながら言うあげは。




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