嘘つき彼氏


俺は佐土原の頬に手を伸ばした


………こんなの前の俺だったら普通にしてただろ?



そう…。…そうだ…。



あの頃に戻ればいいんだ……。



俺は佐土原に顔を近づけた。


その時、俺の携帯の着メロがなった。



いつもならシカトしているのに反射的に佐土原を離した。



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