私はあなたにヒトメボレ
出会い…
ー4月ー
3月の中学校の卒業式が終わり、今日から私は高校生。
新しい制服に新しい学校。新しい友達にも会える…
そして、新しい(?)彼氏も…?
「ウフフフフフフ…」←妄想中…
「紗名ー!もうすぐ時間よー」
「はーい」
私は階段を駆け降りた。
「紗名、荷物もった?」
「うん。あっ!寮に送る荷物送っといた?」
「送ったわよ」
「そっか♪よかった」
「じゃぁ、友名待ってると思うでいくね」
「うん」
「行ってき「紗名!」
「何?姉ちゃん?」
「高校が1番楽しい時だから、たくさん楽しんできなさいよ」
「うん♪わかってるよ、じゃぁね」
そして、私は友名と一緒に学校へと向かった。
「…紗名、楽しい生活になるといいね」
お母さんが言った。
「あのね、お母さん…これ、見てくんない?」
「何?奈々……あらっ!まぁ…」
「ほんと、今までにないことをあの子は経験しそうね」