私はあなたにヒトメボレ
「行ってきまーす!」
次の日、私はいつものように
友名と一緒に学校へ向かった。
「ねぇ、紗名~」
「何?」
「紗名ってどこの高校いくの?」
友名が聞いてきた。
「うちは桜丘高校だよ」
「うそっ!うちと一緒やん」
「マジで!?やったー」
「でも、試験受かったらの話だけど」
「あはは…そだね」
「だから勉強がんばろう」
そして、試験の日まで私たちは
一生懸命勉強した。
そして、あっとゆうまに
年が明けた。