ただ、キミの傍に
始まりの日
始まりは
あの日ー…
私はまだ幼稚園にも満たない5歳の時の話だった…
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私が家の大きな庭で遊びいつもの様に風船を作って飛ばしていた時の事だった。
どこまでも高く飛ぶ風船は私は好きでいつまでもいつまでも見ていた。
そうー…
私の遊び相手はいつも風船…
外にはなかなか出してもらえずに家に幼稚園の先生が来て色々教える始末ー…
孤独の日々…
「あッ!」
だがいつも高く飛ぶ風船に異変が起きた。
風のせいで木に引っ掛かってしまったのだ。
自分にはどうする事もできない悔しさでいっぱいで自然と涙が溢れた。
その時だった。
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