Eternity〜秘密の愛〜
それに頷いたのは、あたし。
「…当たり前だよ。
もう、翼しか信じれないもん(笑)。」
「…ありがとう。」
切なげに笑う翼を、これでもかって程に抱き締めた。
「…アハハ、苦しいって…(笑)」
「……翼、好き。」
自分で言っておきながら、恥ずかしくなる。
「何?聞こえなかったから、もう一回!」
「もう…。」
あたしは翼の耳元まで、爪先立ちをして顔を持ってく。
「翼が大好……き………っ、ッ……!」
言おうと思った矢先に、
バタンという音と共に反転する視界。