Eternity〜秘密の愛〜
「これ……」
「叔母さんから…」
朝食を食べていたら、躊躇い気味に俺に差し出された一通の年賀状。
それは、お袋からの俺と由美宛名のもので。
「感謝、だな。」
「うん。」
ホントは、俺も由美に見せなきゃいけない由美の母親から一通の年賀状があった。
だけど、その内容はあまりにも唐突なものだったから、幸せそうな由美には到底見せれるようなものでは無かった。
『明けましておめでとう。
由美、翼。
貴方たちが日本をたってから、3年になりますね。
こちらは、元気にしてます。
そちらはどうですか?』
…ここまでは良いんだ。