Eternity〜秘密の愛〜



そんな翼を支えるのが、あたしの仕事。









───ルルルルルっ──…



3回目のコールで電話に出た翼。



「もしもし、翼っ?
今忙しい??」





まくし立てるかのように、ポンポンと言葉を紡ぐあたし。




『いや?大丈夫だけど。
どしたの?そんな慌てて。』




「良かったぁ!あのね!
叔母さんとママが許してくれたって!!
真衣が上手く伝えてくれたんだよ!

あたし、スッゴい嬉しくて……」



『ちょ、ちょっと待って。
それって、俺等の仲を許してくれたってことか?』






溢れる思いに歯止めが利かず、決壊したダムのように言いたい思いを口にした。
















< 353 / 373 >

この作品をシェア

pagetop