Eternity〜秘密の愛〜
そんな翼を支えるのが、あたしの仕事。
───ルルルルルっ──…
3回目のコールで電話に出た翼。
「もしもし、翼っ?
今忙しい??」
まくし立てるかのように、ポンポンと言葉を紡ぐあたし。
『いや?大丈夫だけど。
どしたの?そんな慌てて。』
「良かったぁ!あのね!
叔母さんとママが許してくれたって!!
真衣が上手く伝えてくれたんだよ!
あたし、スッゴい嬉しくて……」
『ちょ、ちょっと待って。
それって、俺等の仲を許してくれたってことか?』
溢れる思いに歯止めが利かず、決壊したダムのように言いたい思いを口にした。