Eternity〜秘密の愛〜
・ココロ、翼のせい。
―……AM7:00…
「ん〜……」
ふと目が覚めて、隣に眠る真子の姿が視界に入った。
「朝…。」
あたしは手探りで携帯のディスプレイを見ると、『AM7:00』とポップカラーで表示されていた。
「ふぁ〜あ。」
この時間帯は、誰も起きていないだろう。
あたしは、真子を起こさないように扉を開けて、廊下に出た。
―……キィ…
廊下に出てすぐ玄関で聞こえたドアが開く音。
玄関を見ると、いくつかのペットボトルの飲み物を持った"流ちゃん"が居た。