Eternity〜秘密の愛〜
次々に皆がお風呂に入る。
「お姉ちゃん入ってきなよ。」
「…うん。」
あたしはお姉ちゃんとは名ばかりで、実際には真子の方が一枚上手だ。
何となくションボリ。
「由美、俺と一緒に入ろうか?」
あたしが風呂場に行こうとした矢先に声を掛けてきたのは、
「アハハ、なんてね。」
翼だった。
「ホント、アンタ馬鹿。」
あたしはプイッと踵を返して、風呂場に向かう。
その場の雰囲気は和やかだったけど、あたしと翼には言葉では言い表わせれない"何か"があった。