だいすき

小学校の頃。
私達四人は遊びにいってた。
たけるは私が隼人を好きなことはわかってる。
それはわたしが相談にのってもらってるから。
たけるはとても話しやすい。
ちゃんと最後まで聞いてくれるから。
四人の行き先はとある遊園地。
「隼人~!!」

「瞳☆どうした?☆」

やだやめて。
二人を見ていると辛いよ。
私は隼人が好きなのに。

「菜摘?」

「た、たける…」

「なんかあったか?」

「なんでもないよ☆」

私は明るいふりをする。

「ちょっとお手洗いいってくるね」

おもいっきりはしった。
だって泣きそうだったから。
あんな幸せそうな二人をみてると。

「わりぃ、あいつみてくるわあ」


「たける?」
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