美女の危険な香り
 千奈美は曖昧に頷きながらも、水分が欲しいようだ。


 俺がボトルを二つ持って、ベッドルームへと入っていき、一つを彼女に渡した。


「ありがとう」


 千奈美が頷き、キャップを捻って呷る。


 俺たちはしばらくの間、ベッド上で胡坐(あぐら)を掻いて、互いに笑みを溢し合った。


 リビングは電気を付けたままだったので、互いの裸体が見える。


 別に裸を曝し合っていても、照れたり躊躇ったりすることはまずないのだ。 


 千奈美は白いバスローブを羽織り、下にはパンティーを穿いている。


 パンティーでも膣口が当たる場所は濡れていた。


 現役女性の象徴である愛液や膣液などの分泌液が溢れ出しているのだ。


 俺はそれを見ながら、


「まだ若いな」


 と言った。
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