君想い
「知らないけど……なんで?」

「すげえかわいいから見にいこう!」

顔を見たらすぐに高森に好意があるとわかった。

「え~まぢで…?」

「当たり前だろ!行くぞ!」
僕は仕方なくついていくことにした。

1組の教室の前。

「あっ!大輝あれだよ!あの左の人!」

僕はそこに視線を動かした。

「へぇ~あの人が高森て人ね。」

「かわいいだろ?惚れんなよ!」

「バカや!ほらもう授業始まるから戻るばい!」

そのときはなにも気にもしなかった。




このとき僕は君が誰なのかを知った。

そして3年生で同じクラスになって君とこれから関わることになるなんて……。
< 5 / 8 >

この作品をシェア

pagetop