君に恋をして…

「そんなとこだと寒いだろ、中入れば?」

「えっ、い、いいの?」
望月の言葉が信じられなくて聞き返してしまう。
「いいから言ってんだろ、誰かに見られたら嫌だから早くしろっ」

「うんっ!」

音楽室に急いで入ると望月が椅子を用意してくれた。

うわっ優しい~他の女子が知ったらなんて言われるんだろー

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