君に恋をして…

そっと音楽室に入りピアノの側に行くと昨日と同じ所に椅子が用意してあった。

やっぱり望月って優しいんだー

遠慮なく椅子に座ってピアノの音色に耳を傾ける。やっぱり、どこか不思議な感じのする音色。すっかり聴き入っていると音色がやんだ。


あれ?今日はこれで終わりなのかなぁ?

「ごめん、ちょっと休憩」

望月に言われて気がついた。

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