君に恋をして…

「それは今日がピアノを弾く日だからだよ」

えっ…?

言っている意味がわからずにいると望月がまたピアノを弾きながら私をみた。

「昼休みにサッカーをやる日はピアノを弾く日、俺と柏木だけしかしらない合図だ」

「合図…?」

「そう、嫌か?」

「いやじゃない!!」

思わず声を張り上げる。
嫌なわけない、私と望月だけしかしらない秘密の合図…

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