君に恋をして…

「お前、授業だけじゃなく終業式までサボっただろ。また昼寝でもしてたのか?」

「まぁ…そんなかんじかな?許してよ」

似合わないぶりっ子の真似をして謝っているとピアノの音色がとまった。
「まったく、次サボったら課題だすからな」

呆れた様子でそう言った向井ちゃんはそのまま立ち去っていく。

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